AI 波予報は、全国のサーフスポットの波をリアルタイムに分析する波予報アプリです。波の高さ、風向き、うねりの方向、潮位、周期——これらをAIが瞬時に計算し、コンディションスコアに変換します。サーファーが長年かけて身につける「コンディションの読み方」を、デジタルの力で誰でも使えるかたちに。
波データはOpen-Meteo Marine APIを通じて、ECMWFなど世界の気象機関の波浪モデルから取得しています。潮位は海上保安庁のリアルタイム験潮データ(エリア別観測点:湘南=横浜/千葉北=千葉/千葉南=布良/茨城=小名浜)を使用し、当日は実測値、翌日以降は予測値を取得します。天気はWMO天気コードから取得し、UV指数も実データで計算します。
湘南なら、相模トラフ(沿岸から1kmで水深1,000mの深海溝)がSEうねりを減衰なく届ける地形的優位性、スウェル最適方向(SSE 170度〜SW 212度)、江ノ島の遮蔽効果、スポットごとの海底地形——これらすべてが評価ロジックに組み込まれています。
雨天時は-3点のペナルティが加算されます。クローズアウト時は★1の赤字で表示されます。波質スコアは周期・セカンダリースウェル・クロスうねり干渉・波エネルギーを複合計算しています。
AI 波予報は、商用サービスではありません。
きっかけはシンプルで、「AIがどこまでできるか試したかった」のと、「好きなサーフィンの波のことを、もっと自分自身が深く知りたかった」という2つの動機からはじまった個人プロジェクトです。
開発も運用も、99%はAIが担っています。コードを書くのもAI、データを集めるのもAI、このページの文章を整えるのもAI。人間がやっていることは、方向を決めることと、海に入ることだけ。そのことが、AIの可能性をいちばん実感できた部分でもあります。
ターゲットとして想定しているのは、週末サーファーや、これからサーフィンをはじめる人たちです。長年の経験でコンディションを読める上級者には物足りないかもしれません。でも、「今日は行くべきか」を数字で判断したい人や、波のことを少しずつ勉強したい人には、きっと役立てると思っています。
今後は湘南や千葉以外のエリアにも、さらに広げていきたいと考えています。サーフィンとテクノロジーの可能性を、これからも海の近くで試し続けます。